音痴の解決方法: 2007年12月アーカイブ

自分がもしも,音痴であった場合に,その音痴を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。
そもそも,音痴を克服することはできるのでしょうか。

音痴を克服することは,その音痴の原因により可能であったり難しかったりします。
音痴の原因が,なんらかの原因での耳の機能不全である場合であれば,音痴を克服することは
少し難しいかもしれません。
しかし,それ以外の理由の音痴であれば,音痴を克服することは比較的簡単である場合が
多いです。

音痴を克服するうえで,大切なのはまず自分の音痴の原因がどんなものであるのかを知る事から
始まります。
自分の音痴の原因が,「音を聴くことに耳が慣れていないため」なのか,「発声をすることに
慣れていないため」なのかなどを知っておくことが,音痴を克服する第一歩です。
発声することに慣れていない事が原因の音痴であれば,音痴を克服することが比較的容易で
あるとされています。
この場合の音痴を克服する方法は,とにかく「発声することに慣れる」ことが大事です。
人前で歌うことが恥ずかしい場合であれば,とにかくひとりでカラオケに通ってみたり,
また家などで軽くハミングするなどして,「歌う」という感覚に慣れることが,大切です。
この「発声することに慣れていない」ことが原因の音痴の人の場合は,自分で音が外れている
事がわかるタイプの人ですので,歌いこむうちに,「音程がとれている」という感覚も
わかるはずです。
音程が取れている感覚がわかってきたら,音痴を克服するまでもうすぐです。とにかく,
音程が完全にとれるようになるまで歌いこむなどすると,良いでしょう。
また,このタイプの人であれば,音痴を克服する近道として,自分で歌っている声を,
テープなどに録音して聴くのも良いでしょう。客観的に聴いても,音がはずれていないかを
確認できるので,音痴を克服するのも早くなると思います。

「耳が音楽を聴くことに慣れていない」ことが,音痴の原因である場合には,上記の人よりも
少しだけ音痴を克服するのに時間がかかるかもしれません。しかし,訓練することで,
音痴を克服することは可能です。
このタイプの人の場合は,音痴を克服するために,まず「音階」というものをきっちりと
知ることが大切です。ピアノなど,音の出る楽器を使って,『ド,レ,ミ』などの音階を
しっかりと覚えるようにしましょう。音を出しながら,その音と同じ音を出せるように
同時に発声をしていくことです。このようにして,音階と同じような音を出すことにより,
「音階を聴く」ことに耳も慣れていくため,次第に自分の歌が音が外れているということが
わかるようになってきます。

自分が音痴だとわかったら,やはり音痴の矯正をして音痴をなおしたいと思いますよね。
では,そんな音痴の矯正はどのようにして行えばよいのでしょうか。

音痴の矯正を行うには,自分の音痴の原因などをきちんと把握しておいたほうが,音痴の矯正を
しやすいと思います。
音痴の矯正をするために,自分の音痴の原因を知りたい場合,どのようにしてその原因を
調べればよいでしょうか。まず,先天的にせよ後天的にせよ,耳の機能障害などがあった場合は
音痴の矯正をすることはまず難しいと言ってよいかもしれません。
音痴の矯正をする上で,一番大切なのはやはり「耳」となってくるので,その耳の機能障害
などが,もしも治療で治るものであればまずその治療から入ることだといえます。
次に,耳の機能障害などはない場合ですが,人から指摘されるまで自分が音痴であるとか,
自分が音程がはずれているとかわからない人の場合は,「耳が悪い」タイプの音痴です。
自分で歌っていて,ある程度「あ,今音程がはずれたな」などとわかる場合であれば,それは
「歌うということに慣れていない」タイプの音痴だといえます。
音痴の矯正をするときには,これらのタイプによって音痴の矯正の仕方が違ってくることに
なります。

自分で音がはずれているのがわからない人の音痴の矯正の仕方は,「音程」をとれるように
することです。ピアノなどの音の出る楽器で,「ド,レ,ミ」と音を聴いて,その音と
同じ音程を出せるように訓練します。これは,声楽などの練習方法と同じです。
同じ音程をとろうと訓練することによって,だんだんとその音程を出すためのコツがわかって
くると思います。
歌うことに慣れていない人の音痴の矯正の仕方は,とてもシンプルです。
とにかく,歌うということに慣れるのです。自分で音程がズレていることがわかるのですから
できるだけ音がズレないように,何度も歌うことが音痴の矯正になります。
その他,音痴の矯正としては,発声をよくするために,わりばしを噛んで声を出す練習を
してみたり,バケツのようなものを頭にかぶって,そのうえで発声をして,できるだけ
自分の歌っている声になれるように訓練するような音痴の矯正もあります。
いずれにしよ,音痴の矯正はすぐに効果の出るものではありません。
ひとによっては,音痴が治るまで少々の時間がかかるかもしれません。しかし,音痴の矯正は
根気強くきちんと正しい訓練をすることにより,音痴の矯正をすることができるものです。



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